実家のお墓、どこにあるか知っていますか?親が元気なうちに確認しておきたい5つのこと

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お墓の問題というと、管理費や墓じまいの費用など、お金の話が注目されがちです。

でも私が不安を感じたのは、それ以前のことでした。

実家のお墓がどこにあるのか、誰が管理しているのか。私は、ほとんど知らなかったのです。

これまで特に困ることはありませんでしたが、「もし親に何かあったら?」と考えたとき、自分が何も知らないまま、お墓について大切な判断をすることになるかもしれないと気づきました。

この記事では、実家のお墓の場所すら分からなかった私が感じた不安をもとに、親が元気なうちに確認しておきたいお墓のことについて考えていきます。

【この記事で分かること】

  • お墓のことを知らないと、何が困るのか
  • 親が元気なうちに確認しておきたい5つのこと
  • 親がお墓をどうしたいと思っているのか、知っておく意味
目次

実家のお墓、どこにあるか説明できますか?

「あなたの実家のお墓はどこにありますか?」と聞かれて、迷わず場所を答えられる方がどれくらいいらっしゃるでしょうか。

恥ずかしながら、私は答えられませんでした

小さい頃に一度か二度、親に連れて行かれた記憶はあるのですが、具体的な場所や墓地の名前までははっきりと思い出せないのです。

日々の生活に追われる中で、お墓のことを考える機会などほとんどなく、これまでは「たぶんあの辺りに先祖代々のお墓があるんだろうな」という、ぼんやりとした認識だけで過ごしてきました。

けれど、ふとした瞬間に現実的な疑問が浮かびました。

この状態のまま親にもしものことがあったら、私はどう動けばいいんだろう?

そう考えてみると、自分があまりにも何も知らないことに気づき、急に心細くなってきたのです。

お墓のことを知らないまま、親にもしものことがあったら

お墓の正確な住所はもちろん、誰が管理していて、どこに連絡を入れればいいのか。冷静に整理してみると、本当に分からないことばかりです。

こういった情報面もそうですが、なにより

親はこれから、お墓をどうしたいと思っていたのか

それが分からなければ、もしものとき、残された家族が自分たちで考えて決めることになります。

もし親が「先祖と同じお墓に入れてほしい」と願っていたとしても、場所すら分からない状態では、その希望を叶えることはできないかもしれません。

何も知らないまま、親の希望まで含めて自分たちで判断する。

それは、残される側にとって大きな負担になるのだと、ようやく気づきました。

親が元気なうちに確認しておきたい5つのこと

では、親が元気な今、どんなことを聞いておけばいいのでしょうか。

まずは、今の状態を知っておくこと。具体的には、次の5つを確認しておきたいところです。

① お墓はどこにあるのか

まず初めの一歩として、私のように何も把握していないのであれば、墓地や霊園の名前、場所などの情報を集めることから始めます。

できれば、親と一緒に一度、その場所へ行ってみることをおすすめします。

実際に足を運んでみれば、場所だけでなく、その場の雰囲気や景色、管理状況なども一緒に確認できます。

② 誰が管理しているのか

お墓を誰が管理しているのかも、確認しておきたいところです。

親が管理しているのか、それとも親族の誰かが管理しているのか。自分たちが知らない親族が関わっている可能性もあります。

その場合は、その人との連絡手段まで確認しておくと安心です。

③ お寺や霊園などの連絡先

お墓について問い合わせたいとき、どこへ連絡すべきなのか。これもあらかじめ把握しておきたいことの一つです。

実は我が家の場合、親すらよく分かっていない状態でした。

お墓の詳細を知らない家庭は案外多いものです。これを機に親と一緒に確認してみるのもいい機会かもしれません。

④ 管理費や契約について

お墓を維持するために、どのくらい費用がかかっているのかも確認しておきたいところです。

年間の管理費がかかっているのかにあわせて、墓周りの掃除や草取りなど、普段どのような手入れをしているのかも確認しておくといいでしょう。

今の維持のされ方を知っておけば、これからのことを考えるときにも役立ちます。

⑤ 親はこれから、お墓をどうしたいのか

そして、これが一番大切なことかもしれません。

親は、この先も今のお墓を残したいと思っているのでしょうか。それとも、墓じまいや永代供養など、別の方法を考えているのでしょうか。

今の時点で親がどう考えているのかを知っておくことは、もしものときに残された家族が考える材料になります。

何も分からない状態で、親の希望まで想像しながら決めるのと、あらかじめ本人の考えを聞いているのとでは、大きく違います。

私の場合、親が墓じまいをしてくれていた

実家のお墓について何も知らず、不安を感じていた私でしたが、そんな中で親は「子どもにお墓を継がせたくない」と考え、自分たちの代で墓じまいをして、永代供養という形を選びました。

以前、そのときの親の決断について、子ども世代の私が感じたことを書いています。
→ 子どもにお墓の負担を残したくない。墓じまいと永代供養を選んだ親を、子世代の私はこう感じた

今振り返ってみると、親が自分の代で整理をつけておいてくれたことは、正直、とても助かっています。

もし何も決まっていなかったら、私は場所もよく知らないお墓について調べながら、親がどうしたかったのかも分からないまま、自分で判断しなければならなかったかもしれません。

だからこそ、親が元気なうちに、自分たちの考えに沿って整理しておいてくれたことには、ありがたさを感じています。

ただ、だからといって、墓じまいをすることが誰にとっても正解というわけではありません。

今のお墓をこれからも大切に残していくのも一つの考え方ですし、私の親のように、自分たちの代で整理しておくという考え方もあります。

大切なのは、その家族に合った方法を選ぶこと。

そのためにも、親が元気なうちに、お墓のことを少しずつ確認しておく。

それだけでも、残される家族が何も分からないまま判断する状況は、減らせるのではないかと思います。

まずは、実家のお墓を確認するところから

死は、いつ訪れるか分かりません。

もしものときに備えて、家族で話しておいたほうがいいことは、たくさんあります。

その中でも、お墓のことは少し話しづらい話題かもしれません。

お墓は「死」と直接つながる話ですし、できれば今は考えたくないと、後回しになってしまうこともあると思います。

まずは今のお墓について、分からないことを一つ確認してみる。

そこから少しずつ、家族のこれからについて考えるきっかけが生まれることもあるのではないでしょうか。

親が元気なうちに、家族のこれからを少しずつ考えておく。

その積み重ねが、いざというときに家族を困らせないことにつながり、これからも安心して過ごしていける家族につながっていくのだと思います。

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この記事を書いた人【たつみち】
実家の片付けをきっかけに、家族がすれ違う難しさを身近で感じてきました。「和やかに、安心して」片付けを進められるように、子世代の視点から必要な情報をお届けします。
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